それでもIwill be…(43)

7月22日に日食がありましたが,fitgd3-5mt-2009-07-22T16 23 52-1.JPG
これに関して少し問題です!5・6年生のみなさん,
ちょっと考えてみてくださいね。答えは,一番最後にあります。
(1) 日食が起こるとき,太陽と地球,月の並び方はどうなっていますか。次のア~ウから1つ選び,記号で答えなさい。
  ア 地球・太陽・月  イ 地球・月・太陽  ウ 月・地球・太陽


 
(2) 日食が始まると,日本で観察した場合に,太陽はどちらから欠けていきますか。次のア~エから1つ選び,記号で答えなさい。
  ア 太陽の右(西)側からかけ始める
  イ 太陽の左(東)側からかけ始める
  ウ 太陽の下(南)側からかけ始める
  エ 太陽の上(北)側からかけ始める
(3) 日食が起こるときの月の形は次のうちどれですか。
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日食の復習ですが、日食というのは太陽のと地球の間にちょうど月が入りそのため、太陽がかくされてしまうという現象です。ちなみに日食は年に2~5回(年5回あったのは近年では1935年のみ)おこりますが、観測できる地域が限られているため,今回のように観測できるというのはとても珍しいのです。
一方で月食はよく起きるとカン違いされることもありますが、実際は年に0~3回と、実際は日食より若干少ないのです。しかしながら日食とちがい、どの地域で観測できるため、月食の方が観測できるチャンスが多いことになります。
次回日本で観測できる日食は,2035年(関東地方)となります。また月食は昨年7月に起こりましたが,次回は2010年1月1日(ただし部分月食)です。正月早々に月食が観察できそうですが、残念ながらわずかしか重ならないため、はっきりと月食として観察することはむずかしいようです。
さて,夏の天文ショーはこれでおしまいではありません。
前回の記事にも載せましたが…
・みずがめ座流星群(8月20日頃まで)
・やぎ座流星群(8月25日頃まで)
・土星の輪が15年ぶりに消えて見える(8月11日)
・南東の星空に木星が見られる(マイナス2.9等級)
・ペルセウス座流星群(8月20日頃まで)
お盆休みなどを利用して、ちょっと夜空をながめてみませんか?
答え
(1) イ
(2) ア
(3) オ
(己斐教室 N)