ゴーヤー。
今年はウッドデッキのグリーンカーテンも担当している。
あっという間に二階のベランダまで駆け上ってきました。
まったくよく食べるようになってしまった。
チャンプルーは当然のこと、佃煮にしたり、サバ缶とあえたり、肉やオカラを詰めたりと料理の種類も豊富になってきた。
今年は3品種を植えています。
ゴーヤーのビタミンは加熱してもあまり変化しないらしく、我が家でも夏期講習中、ビタミン補給と体力維持に活躍してます(と思う)。
しかし今年のは苦い。さては苦味成分モモルデシンも豊富か?(笑)
モモルデシン、血糖値降下作用もあるらしく、まさに「クスイムン」。
夏バテがないのも彼らのおかげかな。
さらには植物インスリンもあることが判明しています。
「体にいいから食べなさい」といった社会的に有意な情報を与えられると、その食べ物が本当に美味しく感じられるという研究もあるそうだ。
ベトナムやラオスなどに住む民族の言語体系の中には「苦味」を表す言葉のほかに「好ましい苦味」という独立した範疇があるそうで、ゴーヤとかはまさにそうなのかもしれん。
生活スタイルや食文化や経験則、あるいは生体の機能、といったものが渾然となった中に私たちは知らず身を置いているのです。
農業って、そういったことを若くして知るよい手段だとも思うのです。
こういったことを主体的に学ばせる教育機関の充実を国や自治体が考えてほしいと思ったりします。
10年先、20年先、数十年先を見据えた施策が見えてきてほしいなあ。
さてゴーヤの花が群れて咲くと、庭に香りが充満します。
実の方は怪獣の卵みたいなくせに(しかも熟れたらオレンジ色になって爆発するくせに)(でもって中の種は赤くてネバネバで結構グロテスクにも見えるのに舐めたら甘いという意表をつく展開を見せるくせに)、非常に可愛い花で、何だかわけがわからんやつです。
色々な個性をもっていて、楽しい植物です。
今年は30個くらいは収穫できるかな。
(五日市教室A)