5年生の社会では、今週「中国・四国地方」を学習します。
そう、広島県を含む身近な地域のことだね。
身近といっても、合わせて9県のうち、いくつの県を訪れたことがあるだろう？
広島市や岡山市、松山市といった都市部以外のことをどれほど知っているだろう？

たとえば、広島県や山口県の山村には、その村の住人以外は参加することができないシークレットな神楽が脈々と受け継がれていたり、広島県東部には、「家船（えぶね）」と呼ばれる一年間のほとんどを海上で暮らす人々がいたりした。
もちろん、塾のテキストにも載っていないし、中学受験には関係ないけどね。
ただ、身近な地域とはいえ、ぼくたちが知らないことはたくさんあるんだということを、このタームの学習を通して理解してもらえればと思う。
自分が知らないことを自覚すること（哲学者のソクラテスは「無知の知」と呼んだ）は、すべての学習の第一歩なのだから。
（己斐教室Ｓ）
××××
夏期講習生の募集を開始しました。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。