ホウレンソウというとポパイを思い出す。
野菜をしっかり食べないと! という教訓が多くの家庭でなされたことは想像に難くない(笑)。
現在生産のほとんどが、西洋種と東洋種の一代雑種で、生食用はほぼ自給できているらしい。
ほぼ自給ってすばらしい。
うちのも最後の株が収穫目前です。
小学校の家庭科の授業でも、ホウレンソウとなんかの炒め物ってやったような記憶があります。
そういえば、子供のとき食べていたホウレンソウは根っこが赤かったような気がするなあ。
と思って調べてみたら、東洋種は根っこが赤く、西洋種は根元の赤みが少ないらしい。
なるほどねえ。
菠薐草の「菠薐」って、ペルシアのことだそうです。
シルクロードがこんなところにも…。
ナス、ダイコン、ニンジン、キュウリ、ニンニク、ブドウ、リンゴ、ザクロ、スイカなどもシルクロードを伝わってきたのではないかと考えられています。
他の地域から伝播したものも含めると、いかに日本の食生活が世界と密接につながっているかわかるような気がします。
米自体そうですし。
農業や林業に就職する人の話題を毎日のように新聞で見ます。
今回の不況を、第一次産業を建てなおす追い風とできるかどうかが今後の日本の食糧自給率に結構関わってくるような気がしています。
農業をないがしろにした国は滅ぶ、と何かで読んだ記憶がありますが、どうやって構築し直すか。
が、いくら生産量をあげたところで、一方で毎日残飯を大量に出していれば効果も薄いでしょう。
せめて身の回りからできることを、と日々思います。
今日も普通にごはんが食べられて、幸せでした。
(五日市教室A)