【チョウ界のグライダー ~ミスジチョウ~】(鱗翅目タテハチョウ科)
大型、中型のチョウのはばたきはかなり大きなもので、ゆらゆら飛ぶことが多いのですが、ミスジチョウの仲間は羽を広げたまま羽ばたかずに滑空します。一直線に飛ぶこともあり、その優雅な様子は見ていてかっこいいなあ、とほれぼれします。
「三筋蝶」の名のとおり、三本の筋が羽に入ります。画像はホシミスジ。第一列の筋が斑点状になっていることから区別できます。コデマリやユキヤナギが植えてあると、よくやってきますので、住宅街でも見かけることの多いチョウです。飛び方に注目して探してみてください。
※本記事は7月1日にUP予定のもので、掲載が遅れておりました。