気になるニュース第327回 「豪華寝台列車時代」

【問】

JR西日本が6月に運行を開始した豪華寝台列車の名前は何ですか。

【答】

瑞風(みずかぜ)

「トワイライトエクスプレス」という列車の名前を聞いたことがありますか。
大阪・札幌間を22~23時間かけて結ぶ寝台特急列車でしたが、2016年3月をもって運行が終了しました。
豪華な個室、レストラン、展望車などを装備し、「走るホテル」とも呼ばれていました。
切符の入手も非常に困難だったときいています。

沿線の立ち寄り観光、地元食材を使った料理、沿線の工芸品や美術品を使った列車の内装。
こういった点は、JR東日本の「トランスイート四季島」、JR九州の「ななつ星」にも共通しており、木材をふんだんに使った内装や、ヒノキ風呂のある客室などは、よくニュースでもとりあげられています。
瑞風の最上級の「ザ・スイート」は、1両まるごと1室としての利用だそうです。
 
江戸時代の人が各地の浮世絵をみて旅情を楽しんだように、旅行を趣味にしている人は多いですよね。
ここへきて、「限られた時間を楽しむ」という感覚が強くなってきたのかな、とも感じました。

(五日市教室A)