先週、5年生の社会の授業では、大正時代をあつかいました。
そのなかに出てきた「モダン」という言葉。
「モダン」とは「現代的である」といった意味だけれど、21世紀の現代からふりかえれば、もちろん時代がかってみえるのはしかたのないところだ。
でも、大正時代に起こった出来事は、案外今にも続いていることも多いんだよ。
たとえば、あの「吉本興業」が設立されたのも、大阪に「通天閣」が開業したのも、ちょうど明治から大正にかけての年だ。
その年(1912年)、日本は初めてオリンピックに参加してるしね。
映画だって、「里見八犬伝」「忠臣蔵」などが公開されてるけど、今、映画館で上映しててもおかしくないでしょ?
高校野球の前身である「全国中等学校優勝野球大会」の第1回大会が開催されたのも、大正時代。
小学館からは「小学五年生・六年生」が出版され、東京では山手線が走り始めた。
「カルピス」の発売もこのころだ。
「大正モダン」、甘く見るべからず、だね。
(己斐教室S)
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