気になるニュース第305回 「2017年は休みが少ない?」

【問】

2017年は、とある理由から休みの数が少ないと言われています。それは何故でしょうか?

【答】

祝日が土曜日に重なるケースが多いため

祝日は日曜日と重複した場合には月曜日が振替休日になりますが、土曜日の場合は重複してそのままとなります。
皆さん(特に公立小学校の方)は休みと言えば土・日というイメージをお持ちでしょうが、もともと土曜日は午前中は授業があったので、昔は土曜日が祝日であっても何の問題もなかったのです。
もっとも、今は働き方も選べる時代で、ご両親の職業によっては休みの曜日も様々だと思います。
アイルも祝日は通常通りですしね。

私がちょうど、土曜日が授業日から休日へと変わっていった過渡期の人間で、小学校の2年生頃から第2土曜日が休みになり、5年生ごろから第4土曜日も休みになり、高校生の途中から完全週休二日となりました。
私は中学受験組ではありませんでしたが、それでも制度が変わる度に宿題の量が増えたり、先生が焦っているのが目に見えたりしたので、休みが増えて嬉しい反面、なぜこんなにコロコロ変わるのかと思ったものです。
 
大人になって思うのは、休みが増えるのは嬉しいですが、結局、生徒であっても、社会人であっても、休みの数が増えたところで、元の仕事の量やカリキュラムが変化しなければ、どこかで無理が出てしまうということです。
6年生の時に、作文のコンクールで「第2金曜日と第4金曜日の宿題が多いのでは休みの意味がないと思う」と書いて、新聞に載ったことがありましたが、あの時の学校の先生たちの苦笑いの意味が今ならわかります。

(五日市教室T)