それでもIwill be…(15)

yasai15.jpg5年生の冬期講習用の国語テキストに、上野朝子の『店番はきらい』の文章が載っている。(P8)
主人公「ようこ」の家は、八百屋さん。
ストーリーはここではおいておくとして、「八百屋」はもちろん読めるよね?


そう、「八百屋」=「やおや」と読みます。
同じ読み方をするものとして、「八百長」=「やおちょう」があるね。
岐阜県加茂郡には「八百津町」=「やおつちょう」があるし、日本の神々を「八百万」=「やおよろず」の神なんて表現することがある。
この「八百」だけど、意味を考えたことがあるかな?
100が8つなんだから、800、つまり、とっても数が多いってこと。
そう考えると、たとえば八百屋なら、あつかう商品が非常に多いことからそう呼ばれるようになったのかなあ、なんて思わないでもないよね。(実はいろんな説があってはっきりしない)
では、勝負事におけるなれあいを示す「八百長」はどうか?
これは実は、明治時代の八百屋の主人だった「長兵衛(ちょうべえ)」さんに由来するのだそうだ。
そして、「八百長」という言葉の語源は、相撲とも密接に結びついているわけだけど、ここから先は宿題ということで…(笑)
(己斐教室S)
××××
2月2日(月)~14日(土)までの予定で、新小学2年生~6年生を対象としたオープンスクール(無料)を開催します。
詳しくはこちらをご覧ください。