【問】
アメリカでつくられている「ヴァルキリー」という人型ロボットがあります。
元々は被災地での作業用に計画された機体でしたが、現在はどこで作業することを目標に開発されているでしょうか?
【答】
火星
著作権の関係でここには載せられませんが、ぜひ「ヴァルキリー NASA 画像」で検索して見てください。
まるで中に人が入っているかのようなフォルムになっています。
この見た目で動くだけでも画期的だというのに、使用場所として想定しているのが火星というのが、また驚きです。
手には人のように動く指が4本ついていて、関節もきちんと曲がります。
さらに、頭部につけた各種センサーや、体の各部につけたカメラ、ソナーなどを使って、障害物を自動的に避ける仕組みも現在開発中だそうです。
最終目標は、火星に人間が調査で降りる前に、先行して降り立ち、居住環境を整えることだとか。
少し前に話題になったソフトバンクのPepperは、コミュニケーション能力などのソフト面で話題をよびましたが、このヴァルキリーは完成すればハード面で話題を呼びそうですね。
ただ、ヴァルキリーのように様々な場所で自由に動き回れて、Pepperのようにコミュニケーションがとれるロボットが大量生産されるのは少し怖いなあ、と思ってしまうのは私だけでしょうか?
(五日市教室T)