昨日は広島植物公園で行われていた変化朝顔展の最終日で、何とか行くことができました。
昨年は花があまり咲いておらず、今年は最終日だし、どうかな…と思って行くと、どうしてどうしてなかなかの花の数でした。
職員の方も、今日はよく咲いている、とおっしゃってました。
しぶい色のもあり、八重咲きもあり、枝垂れもあり、と変異にとむ朝顔の花を見ながら、これらを維持するためには種をまき続けて変異が出たものを保存していくしかないことの大変さを思いました。
江戸時代に改良をきわめた変化朝顔も、ほとんどが太平洋戦争時に空襲などで失われました。
1800年代の図譜には黄色い朝顔とかものっているらしいのですが、絶えてしまったそうです。
平和な世の中でないと文化は発達しないということを再認識しました。
昨年いただいた種から育てた花も持っていくと、喜ばれました。
今年から種を販売することにしたのだそうですが、思いのほか好評で、出物(種子ができないタイプ)はほとんど売り切れてしまってました。残念。
それでも正木(種がとれるタイプ)とあわせていくつか購入し、来年また育ててみます。
今咲いている4種類のものも続けないと…となると、職員の方がおっしゃっていた、「家中鉢だらけ」になりそうです。いや、うちの場合、すでになってますが(笑)。
なんだか老後の趣味の開拓をしているみたいだな、とふと思いました(笑)。
(五日市教室A)