このタームの5年生は地層の勉強でした。
でした…と書きましたが、まだ進行形ですね。
地層というのは、目に見えないものなので、なかなか難しい。
こういった単元の場合、すべてが嫌いになる傾向が生まれてしまうので、その点が一番怖いことです。
嫌いにならないようにするお話は前回書いたので、今回は書きませんが…この単元で重要なポイントは、やはり「覚えて得点につなげられるところをどれだけきちんと覚えられるか」ということになります。
今回覚えるところは、地層のでき方と岩石の名前です。
授業の中で「岩石のまとめ」というプリントを配りましたが、岩石を覚えるとき、やってはいけないのが、一つずつ覚えるということです。大きく「たい積岩」と「火成岩」のグループに分けられて、たい積岩の中には…と、大きいグループから下がって覚えていくことがよりよい方法です。地層のでき方は、流れる水の働きと併せて覚えていくと、しっかり記憶に残るはずです。
そして、記憶といえば…有名な学者がいます。
へルマン・エビングハウス(1850-1909)
ドイツの心理学の学者です。
このエビングハウス氏が自らを実験台に使った実験によると…
20分後におよそ42%、1時間後でおよそ56%、9時間後でおよそ64%、1日後でおよそ74%を忘れ、その後少しゆるやかになり6日後にはおよそ76%を忘れてしまうそうです。
もちろん、この実験は無意味な単語(勝手に作った単語)を覚えてそれがどれだけ覚えられているかをおこなった実験ですから、意味のある言葉を覚えるのであれば、さらに、少しでも聞き覚えのある言葉を覚えるのであれば、より忘れる量は減るでしょう。しかし、とにかく放っておくと1日で半分以上を忘れてしまう可能性は十分にあります。
ですから、一番重要な部分だけは日々続けて見るだけでも効果はあるはずです。
毎日少しずつこつこつと覚えられるよう、みなさんも少し覚える方法に自分なの工夫を加えてみましょう。
普段から目につくところに覚えなければいけないものを紙に書いて張っておいたり、宿題を始める前に必ず音読してみるなど…。
(己斐教室N)
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