気になるニュース240回「変なホテル?」

【問】

7月17日にチェックインからチェックアウトまで、全ての接客業務をロボットが行う「変なホテル」を開業させた長崎県のテーマパークを答えなさい。

【答】

ハウステンボス

ハウステンボスといえば長崎とオランダの歴史的なつながり(江戸時代の鎖国で勉強しましたね)をテーマとし、1992年に開業したテーマパークです。
平成不況のあおりを受けて、経営危機に瀕したこともありましたが、現在は大手旅行代理店が経営を引き継ぎ、「九州一花火大会」を開催するなど業績が回復してきているそうです。

そんなハウステンボスにこの夏開業したのが「変なホテル」。
ネーミングもユニークですが、このホテルなんとロボットが人間の代わりに働いています。
恐竜型ロボットや女性型ロボットがフロントで出迎え、その他約80台のロボットが人間の代わりに業務をこなしているそうです。
少子高齢化の時代を見据え、労働力を確保するための策だそうですが、単なる機械化ではなく、より近い存在に感じるロボットを導入するアイデアが素晴らしいですね。
「変なホテル」という名前もどんどん変化する最新技術に合わせて変化、進化するという意味がこめられているそうです。

某携帯会社が発売したロボットも売り場では子どもたちが群がっています。
「鉄腕アトム」、「ドラえもん」など、人間とロボットがコミュニケーションをとって共存できる時代はまだまだ未来の話だと思っていましたが、現実の世界で実現しつつあることだと改めて実感しました。

(アイル代表S)