【問】
太陽光発電や地熱発電・風力発電など、二酸化炭素を出さずに、燃料も使わない発電の方法が実用化されています。
こういった永続的に利用できるエネルギーのことを何と言いますか。
【答】
再生可能エネルギー
再生可能エネルギーとよばれるもののなかで、最近、太陽光発電の導入量が急速に増えています。
今年の夏の最も電力を使った日の割合を確認したところ、例えば、九州電力では最大需要日だった8月6日の1481万KWのうち、およそ4分の1にあたる365万KWを太陽光発電がしめました。
日本全国でも最大需要日のピーク時(午前11時~午後1時)のおよそ10%を太陽光発電でまかなえたようです。
ここまで伸びた理由のひとつに、再生可能エネルギーを一定価格で買い取る制度があります。
つまり、昼間に家で使っている電力以上の発電をしたものは電力会社が買ってくれるわけです。
太陽光発電には、天候によって発電量が一定しない、コストがかかるといった課題はありますが、それらが解決できれば、さらに普及していくことでしょう。
(皆実教室T)