【問】
パソコンやインターネットを使いこなせる者と使いこなせない者の間に生まれる情報格差のことを「〇ジタル〇バイド」と言います。
【答】
デジタルデバイド(ディバイド)
気象庁は8月4日より「噴火速報」の運用を発表しました。
eメールやスマホで火山の噴火に関する情報を即時に入手することができるものです。
噴火後の速報とは言え、登山者やふもとの人々に避難をうながすとても有効なサービスと言えるでしょう。
しかし、パソコンやスマホが使えないお年寄りに対してはどうでしょう。
情報端末を買えないほど貧しい人もたくさんいらっしゃいます。
また、手や目に障害を持つ方にも、この速報は伝わりませんね。
情報を使いこなしたものはより便利に、そうでないものはより不利になる。
こうした格差のことを「デジタルデバイド」と言います。
政府が情報を流すだけでは、みんなが幸せになれるわけではないのです。
では、「地震速報」や「噴火速報」以上に大切なことは何でしょう。
それは、地域のつながりに他なりません。
お年寄りや障害を持つ方の避難を率先して助けることが必要です。
だれもが幸せに暮らせる社会をつくる。
この考え方を「ノーマライゼーション」ということを、6年生は学習したばかりですね。
(横川駅前教室う)