【問】
ユネスコの世界文化遺産に新たに登録される見込みとなった「明治日本の産業革命遺産」に含まれる地域や施設のうち、北九州市にあるものは何ですか。
【答】
八幡製鉄所
今回の登録では8つの県にまたがる施設や遺構が登録されることになりそうです。
19世紀から20世紀のはじめにかけて、製鉄や造船、石炭産業などの重工業の分野が発展しました。
日本が近代産業国家になったことを示しているということで、「産業革命遺産」として登録を目指していたものです。
八幡製鉄所以外には、山口県萩市の松下村塾、九州各県の炭鉱(軍艦島の異称をもつ端島が有名ですね)、長崎造船所のクレーンなど23の資産が含まれます。
広い地域のものを一括する「シリアルノミネート」という方法での登録となりますので、覚える際は代表的なものだけでよいでしょう。
ちなみに世界遺産が一番多い国はイタリアです。50件。
地図を見てみたら、国中世界遺産でした。
(五日市教室A)