【問】
右の写真は、2010年度予算で建造され、2015年3月15日に横須賀基地に就役した、海上自衛隊最大の艦艇「いずも」です。
では、この艦艇の種類を次の中から選びなさい。
ア:空母 イ:戦艦 ウ:護衛艦
【答】
ウ:護衛艦
護衛艦といっても、かつての太平洋戦争時に船団を守った護衛艦とは意味が異なります。
現在の日本では、ある程度の戦闘能力を持つ艦艇をすべて「護衛艦」と呼ぶのです。
ではなぜ、その見た目どおりに「空母」と名乗らないのでしょうか。
それは空母の定義がはっきりしていないことや、タイトルにも示したように、日本国憲法第9条「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」という一文と関係があるのかもしれません。
ところで、ここ数年、中国や北朝鮮との緊張感が高まる中で、「憲法第9条」「日米安全保障条約」に関わるニュースがとても多い気がしませんか。
1、普天間基地移設問題
2、オスプレイの国内配備
3、集団的自衛権容認の憲法解釈
4、安部総理とオバマ大統領の首脳会談
5、沖縄県宮古島へ陸上自衛隊配備の方針(5月11日ニュース)
さあ、6年生は6タームから日本国憲法の勉強です。
上記のような、現在の日本の情勢(アメリカと切っても切れない関係など)を理解するためにもしっかりと学びましょう。
賛成も反対もそれからというものです。
一方で今年は戦後70年という節目の年に当たります。
私たち広島に住む人間としては、平和的解決を常に理想としたいものですね。
それにしても「いずも」一隻、1169億円。
レーダーひとつで我が家が立つかも・・・と庶民はオモウ。
(横川駅前教室う)