水不足になりそうだねー、と生徒に話してから雨続き。
「四国のいのち」早明浦ダムもあっという間に貯水率100%になったそうで一安心である。
さて朝畑に水を遣りに行かなくて済むのはありがたいが、降りすぎもよくない。
収穫前のトマトは雨が当たっても割れやすくなるし、急激に根から水を吸うと果実が急激に肥大しようとして内側から裂けてしまうのだ。(まあ裂けても食べるのだが)元々が乾燥したアンデス原産のものだし。
雑草も、「出番じゃーッ」とばかりに果てしなく攻勢をかけてくるし、まさに草の根活動ですね。
今年は桃太郎とルイ60を2本ずつ植えているので、ひと夏は買わなくて済む予定を崩さないためにも、そろそろ雨将軍にはお引き取り願いたい。
帰りなさいね、さっさと。
ゴーヤはようやく実がなり始めた。
まだ日照不足で数は見込めないが、できはまずまず。
何しろ表面のイボイボに全く傷がなくてツルツルなのです。
切るときの音も違う。
宮崎や鹿児島産のものはやはり運ばれてくる途中で傷がつくし、柔らかくなってしまうのだ。
しょうがないんだけどね。
ゴーヤは苦い。
でも好きで我が家ではよく食べている。(栽培しているせいもあるが)
苦味は甘味や塩味と異なり、脳が「毒物を含む可能性あり」と判断する材料になるので、子どものときは苦手な人が多いと聞く。
沖縄でも、子どもの嫌いな食品の1位はゴーヤなのだ。
それが苦味の経験を積むことによって、「おいしい」味の一つとして脳が認識するようになっていくらしい。
ビールや渋~いお茶、さんまのハラワタ…確かに大人の方が好きそうではある。
そういった苦味の訓練(笑)が少ないと、甘いものだけを美味しいと感じるようになって危険である、という説もあります。
味の守備範囲が狭くなる。
さて、生長に水は必須のもの。
が、与えないのも、与えすぎるのも、よくない。
またまっすぐ伸びた野菜が強いとは限らないのが、面白いところだ。
子供の成長とどこかでオーバーラップすることが多くて、色々教えられます。
(五日市教室A)
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