それでもI will be…(310)

今年の入試もあっという間に通り過ぎていきました。
まだ結果待ちの方もいらっしゃいますが、皆さんここまでの手ごたえはいかがだったでしょうか?
最高の結果を手にできた人。
悔しい結果になってしまった人。
第一志望ではなかったけれど、十分に満足できた人。
色々なケースがあったと思いますが、毎年伝えることがあります。

大切なのは、「これから」です。
中学受験は、決してゴールではありません。
中学校に進み、どのような努力をするのか。
その成果をどういった形で残していけるのか。
高校、大学、社会人と進んでいく中で、どんな人間になっていくのか。
人生という舞台において、勝負はまだまだ始まったばかりです。

そんな時に何が武器になるのか。
進学塾であるアイルで皆さんが身につけたものというと……たとえば

 ①算国理社の学力や知識
 ②コツコツ努力できる精神力
 ③机に座り続けることができる足腰の強さ

では、私が考える正解はどれだと思いますか?
②ではないでしょうか。
最終的に身につけることができる学力には個人差があったでしょうが、そのために努力する姿は皆変わらずすばらしかったと思います。
身につけた学力自体も大切なものですが、これから皆さんはもっともっとハイレベルで、苦しくもあり楽しくもある、波乱万丈な世界に飛び込んでいきます。
その時にはこれまでの常識を覆すような問題もきっと出てきます。
そんな時は学習した内容そのものよりも、難題に挑んでいった当時の気持ちを思い出してほしいと思います。
 
千里の道も一歩から。
ゴールはまだまだ見えないはずです。
先が見えない暗い道とは考えず、どんな未来でも描ける真っ白な道だと思ってがんばっていってください。

(五日市教室T)