【問題】
環境省が2005年に提唱した、夏場をネクタイや上着なしの軽装で過ごし、冷房を節約することで環境対策を行う運動のことを何といいますか。
【解答】
クールビズ
今年も暑くなってきました。
なるべくネクタイやジャケット、上着などを着用せず、冷房も28度以上に設定することで省エネや、地球温暖化対策を推進する。
おおむね6月から9月までの期間に行われていますが、「クールビズ」は、小泉純一郎元首相のときから始まったキャンペーンです。
東京都千代田区の官庁街ではかなり普及しているようです。
衣料メーカーも新たな商機と考え、ネクタイをしていなくてもきちんとして見えるシャツの開発をしたり、地方自治体によっては、たとえば観光立県を推進している沖縄県の「かりゆしウェア」のような例もあります。
2000年の沖縄サミットで各国首脳が着用したことも、当時ニュースになりました。
世界の人々も、技術の改善だけでなくライフスタイルの変化というかたちで環境対策をしているととらえ、評価する声があります。
一方で、個人や会社が決めるべき仕事中の服装を、国家が統制することに対して批判的な意見もあります。
単純に冷房が28度では暑いという意見もありますし、また28度では作業効率が下がるという実験結果の報告もあるようです。
ヒートアイランド現象のせいもあり、大都市の温度は非常に高いものになっています。
気温を下げてくれる森や水田などは都会にはほとんどありませんが、道路の舗装をはがすわけにもいきません。
ビルの屋上の緑地化や、太陽発電パネルの設置など、可能をしていくしかないのでしょう。
首都高速では、防音壁に植物をはわせる試みも行われています。
夏は、ちょっと暑かったらすぐ冷房のスイッチを入れてしまうという、我慢がきかない人間になってしまわないよう、自戒する季節でもあります。
とりあえず、ギンギンに冷やすのは控えていきたいですね。
(五日市教室A)
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