【問】
2015年3月に、北陸新幹線が金沢まで開業する予定になっています。
それでは、2016年3月に開業する予定の新幹線を何新幹線といいますか。
【答】
北海道新幹線
北海道新幹線は2016年春の開業をめざし、準備が進められています。
2014年11月1日に「レール締結式」が木古内駅(北海道木古町)で行われました。
これで新青森~新函館北斗間の149kmのレールが全てつながりました。
今後は、新函館北斗駅から終点となる札幌駅までのレールを延ばしていきます。
これから工事を進める新函館北斗駅~札幌間は約211kmで、現段階で半分近くが完了したこととなります。
距離で考えれば札幌までの開業は近い将来のことのように思えるのですが、実際の開業は平成47年度(2035年度)までの予定で、ずいぶん先のことになりそうです。
全線開業までに時間がかかるのは、工事区間のほとんどがトンネルだからだそうです。
北海道新幹線のトンネルの割合は次のようになっています。
・新青森~新函館北斗駅 65%
・新函館北斗駅~札幌駅 70%
東海道新幹線が13%、トンネルが多いと言われる山陽新幹線でも51%ですので、比べてみると北海道新幹線はトンネルがいかに多いかが良く分かります。
せっかく開業しても、路線のほとんどはトンネルで、北海道の車窓を楽しみながら旅行するというのは難しそうです。
でも、開業は20年後のことなので、スマホが登場して旅の移動が大きく変化したように、もしかしたら今からでは想像できないような楽しみ方があるのかもしれませんね。
(西条教室F)