畑のありんこ(50)

200806121150000.jpg「毒多くして能なし。植えるべからず。食べるべからず」(水戸光圀)
「最下品なり。性味ともに好からず」(貝原益軒)
ひどい言われようだ。
これ、キュウリのことです。


200806241042000.jpg江戸時代にはまだ苦味が強く、あまり好まれなかったところもあるようです。
品種改良が進み、現在の日本は消費世界一。
夏の火照った体を静かに安らげるのによい野菜です。利尿作用もあります。
ヒマラヤ原産。
今年は夏すずみ、青力、北進を分けて植えている。
しかし食べるときはどれがどれやら(笑)。
来年はきちんと分けて食べ比べをしよう。
今年は作柄がよく、日産10本のペースで収穫しています。
そして、先日サラダを食べながら、ふと気づきました。
キュウリ、トマト、タマネギ、赤タマネギ、アスパラ、インゲン、リーフ。
おお! 自家作成率100%じゃ。
ちょっと嬉しかったです。
夏の旬の野菜は夏に食べよう。
温暖化にもつながってしまう現代、ビニルハウスを使い、重油を燃やして野菜を作るのはやはり不自然だと思う。
科学の力で自然をコントロールすればよい、という傲慢な態度はやがてしっぺ返しとなって返ってくるだろう。いや、もう返ってきつつある。
子どもの世代、孫の世代にちゃんと人間が生きていける環境を残せるかどうか。
自分が今していることが未来にダメージを与えているという認識が持てるかどうか。
コンビニなどでアイドリングをしっぱなしの車などを見ると、意識の低さに嘆息してしまう。
高学歴社会のはずなのに、日本人は危機意識が薄い。状況認識も甘い。
とはいえできることとできないことがあるのも当然だ。
自分だって電気は使うし車にも乗っている。塾だってクーラーを使っている。
江戸時代のような生活にももどれない。
できることとできないことが当然、ある。
だからこそ、むだをなくす意識、現状を見直す気持ち、そういったものをもっと強く持たねばと自分に言い聞かせています。
われわれは自然とともに生きるしかないのです。
なるべくクーラーは使わずに過ごしたいです。
夏野菜をしっかり食べて、健康に過ごせますように…。
(五日市教室A)


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