タマネギを植え、葉ものの種をまいたら冬の剪定まで少し農閑期に入ります。
先週山陰の海岸に石を拾いに行ってきました。仁摩サンドニュージアムのそばです。
メノウを探すというイベントに参加してきました。
天候は今ひとつでしたけれど、合羽と長靴で出撃。
海岸まで薮の中をけもの道のような隘路を下りていくと、きれいな海岸に出ました。
海岸にはいろんな石が落ちていて面白かったです。
凝灰岩、流紋岩、玉髄やメノウ、メノウになりかけ…。
ビーチグラスがきれいでそちらに気をとられてしまう時間も結構ありました。
拾った石を三瓶自然館の中村先生に見ていただいて説明をきくと、少しずつ見分け方がわかってきます。さらには海岸で地層の観察をしたり、岩場を歩いていって方解石や県指定の天然記念物にもなっているという大きい珪化木を見たりしました。
水晶もメノウもいずれも石英が成分。結晶のしかたが異なります。
石英は珪素と酸素が結びついたものですが、地殻の75%を構成しているそうです。
1900万年前くらいに形成された岩のかけらを必死こいて探したわけです。
地球のかけらと遊ぶ、楽しい時間でした。
もちろん大物は見つかりませんでしたけれど、娘は大切に持ち帰りました。
イエローラズベリーが熟れてきました。おいしそう。
でもわれわれの口にはおそらく入らない(笑)。
(五日市教室A)