マリーゴールドが夏を終えてから秋、勢いよく咲いています。
以前、広島植物公園や植木市にいったとき、マリーゴールドの草木染めをしました。
主催者は「幸せの黄色いハンカチを各家庭に…」とおっしゃってました。これ、今の子どもたちにはわかりませんね…
草木染めは同じものができないところが魅力の一つです。
藍、ウコン、キハダ、ビワや茶の葉、紅花、昔の人の試行錯誤で生まれたものがたくさんあります。
葉や樹皮で染めるとどうしても渋い色が多いので、それ以外の色が貴重視され、爆発的流行を生んだりした歴史があります。徳島の藍染めが有名ですね。
自分で糸をとって、紡いで、織って、染めて…と時間がかかる手間作業を昔の人はしていたんだなあ…とつくづく思います。
そういった時間の使い方は自分はできていないなあ…とも。
豊かな時間の使い方って、何なんでしょうね。
少し、わかってきた気がする。
先週、サツマイモをほったときに、葉の裏に金色のサナギがくっついていることを妻と娘が発見しました。
金色のサナギはオオゴマダラが有名ですが、それよりだいぶ小さいものです。
かわいい造形品、といった感じ。ヒメアカタテハのサナギです。
今日、ちゃんと羽化しました。
タテハチョウやジャノメチョウの仲間は目玉模様が特徴ですが、細かい識別点は、図鑑とにらめっこしないとわかりません。地方によって差異があるものも多い。
飛んでいるやつを見分けるのはほぼ無理です。
ぐっと冷え込み、飛ぶ虫の数は少なくなってきていますね。
こんなところにも秋を感じます。
(五日市教室A)