それでもI will be…(297)

台風が通り過ぎて一気に冷え込みましたが、皆さんは風邪などひいて体調を崩されてはいませんか。
特に6年生はここからが勝負。
これから巻き返していく人には日々の授業を確実にこなしてほしいですし、順調に進んでいる人には体調不良でペースを崩してほしくないですしね。
などと、生徒の心配をしていたら、私自身が風邪をひいてしまいました。

それなりに体は頑丈なほうだという自負もありましたし、実際に微熱や体のだるみを感じるぐらいの風邪しかしばらくひいていなかったのですが、今回は強力でした。
幸い、辛さのピークが日曜日だったため、勤務には問題ありませんでしたが、あの状態が平日に来ていたら、ちょっと授業ができていたかどうか自信がないくらいの状態でした。

病院にも行かずすんだのですが、この機会に家に置いてある常備薬や、病院の診察券などを総チェックすることにしました。
そうすると、出てくる常備薬のほとんどが消費期限切れという有様でした。
診察券にいたっては、すでになくなっている病院のものもありました。
これまで健康に過ごしてきた証拠と言えば聞こえはいいですが、危機管理の甘さとも言えます。
今回は結局大事にはならなかったので問題なかったですが、外出できないくらいに弱った時に、手持ちの薬が全部切れていた、では常備薬の意味がありません。

今年さまざまな形で自然災害による被害が起こっていますが、こちらもいわゆる忘れた頃にやって来る類の被害が多いように思います。
健康管理も災害対策も、調子が良いときにしかできません。
予防とはそういうものだと思います。
勉強も同じです。
苦戦してから質問にくる対処法ももちろん大切ですが、まず大前提として授業で理解しようとすることが大切です。
得意科目だからと言って、復習をないがしろにしていると、おおむね手痛いしっぺ返しが待っています。
もっとも、そういった痛い目をみながら人間は成長する生き物でもありますけどね。

(五日市教室T)