【問】
9月1日より日本でも運用が始まった、信号のない環状路を時計回りに通行するドーナツ型の交差点を何といいますか。
【答】
ラウンドアバウト
普通の交差点であれば、右折するときは対向車の有無を確認してから右折します。
このラウンドアバウトでは対向車がありませんので円形にぐるっと回って270度の位置まで進むことになります。
対向車がないということは正面衝突が起きにくいということ。
アメリカのフロリダ州では導入後、事故が8割減ったというデータもあるそうです。
さらに信号機もないため、停電の影響も受けません。
イギリスやドイツなどヨーロッパでは1990年代から普及しているのだそうです。そういえば何かの映像で見た気もします。
日本では全国の7都府県15か所で運用が始まりました。今年度中にさらに30か所以上設置予定だそうです。
とはいえ、実は円形の交差点って、あっちこっちに古くからあるそうですね。
ただ、歩行者の通行はどうするのかなど、まだまだ改善の余地はあるそうです。
車社会ですけど、本来道路は歩行者のものであってほしいですよね。
(五日市教室A)