畑のありんこ(347)

中村有美初のけん玉ワールドカップがこの土日、廿日市市で開催されました。
廿日市はけん玉の大量生産が始まった場所ともいわれています。
出場者は国内から65人、アメリカ、カナダ、ロシア、フランスなど10か国から45人。
かなりの人出だった。日曜日は20000人とか。
けん玉でこんなに人が集まったことはかつてない(と思う)。

決勝戦に出場した選手のうち、紅一点が、地元廿日市市の出身の中村有美ちゃん。
実は彼女、アイルの卒塾生なのです。
在籍していた時も、けん玉に見せる集中力はものすごいものがありました。
笑顔は、昔のまま。久しぶりに会って話ができました。
たびたび海外にも足を運んでけん玉の普及に力を貸しているそうです。
彼女いわく、「こういう時代がきたんですよー」。
でも今、薬科の実習中らしい(笑)。さすがアイルっ子。がんばるね。

けん玉WC(90度右)回転

けん玉は近年、動画サイトなどでアクロバチックな技が多数投稿され、ストリートカルチャーとして脚光を浴びています。
地味なイメージがあるかもしれませんが、その技の多彩さや、けん玉を使ったパフォーマンスなど、見ていて楽しい時間でした。
日曜日の決勝戦は、予選を通過した20人によって競われました。
会場は、人でパンパンに。(画像は決勝戦の合間のものですので、熱気が伝わらないかも…)
10段階に点数化された技のうち10種類を選び、3分以内に成功した技の合計点で勝負。
難度が高いものはなかなか成功しませんが、決まるとものすごい歓声が。
中村さんもすごく緊張したと言ってました。
大げさかもしれませんが、新しい文化を感じた。

廿日市では小学校でもけん玉をやってたりするのです。
大会終了後、会場に隣接するけん玉公園で出場者が写真を撮ったりしてました。
自分の住むまちが何かの聖地になるとは思わんかった…。

(五日市教室A)