【問】
憲法改正にあたっての国民投票の投票年齢を変更する改正国民投票法が成立しました。
国民投票の年齢は4年後から何歳以上になりますか。
【答】
18歳以上
憲法改正の手続きについては,日本国憲法第96条で定められています。
「各議院の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議」、「国民投票で過半数の賛成」といった内容は、6年生のみなさんが6タームと7タームで勉強した内容ですね。
しかし、日本国憲法がつくられたときには、どのように国民投票を実施するかについて具体的にきめられていませんでした。
そこで、この国民投票についての手続きを定めたのが2007年に成立した国民投票法です。今回の改正では、投票年齢を18歳以上に引き下げるという変更がなされました。
改正国民投票法成立について、安倍総理大臣は「ぜひ若い皆さんに,しっかり憲法のあり方について議論してほしい」とコメントしています。
投票年齢が18歳に引き下げられたことで、大人として考え,判断する時間がさらに近づいてきました。
受験勉強で学んでいる知識としてだけでなく、将来の日本のあり方について、しっかりとした自分の考えが持てるように、ニュースや新聞で学んだり、家族で話し合ったりしてみましょう。
(西条教室F)