廿日市は木工のまちです。
最近また剣玉がブームになっていたりで木工関連のイベントも増えてきたような気がします。
今年も木工祭りに顔を出したのですが、人出が多い感じでした。
小学校でもプッシュがあったらしい。
端材を抱えた人の群れ(笑)。
恒例、板の競り市。
流通価の3分の1から半値といったところでしょうか。
サクラ、ミズメザクラ、ケヤキ、黒柿、ホオ、クリ、胡桃、ナラ、タモ、ヒノキといった樹種が並んでいました。
今年はサクラの板が多く、変り種が少なかったように思いました。
あるかなーと思っていたクワも今年はなし。
何枚かの板を競っただけで、あとは見て楽しむだけになりました。樹種や用途の説明が結構面白いのです。専門的な知識をかみくだいて話すことって技術だな、と感心します。
きっと板を競り落とした人は、これで何を作ろうかな…とにやにや笑いながらながめているに相違ない(笑)。
午後は宮島のフィールドワーク。
優勝したチームに箸がプレゼントされましたが、黒檀、紫檀、黄楊、栗、鉄刀木と材料の木もさまざまでした。
昔の人は樹種にあわせて用途を選んできましたが、そういった知識を伝承していきたいものです。
早生のタマネギが倒伏してきました。
もうすぐ収穫です。
(五日市教室A)