【問】
2014年4月1日に5%だった消費税の税率が8%に変更されました。
2015年10月には、何%に引き上げられる予定となっていますか。
【答】
10%
消費税とは、物やサービスを消費したときにかかる税金です。
値段に対しての税金の割合を消費税率と言います。
消費税率は1989年の導入時には3%、その後1997年4月に3%から5%に引き上げられて以来、17年ぶりの増税となります。
今回の消費税の増税分は、年金や医療などの増え続ける社会保障費にあてるとされています。
少子高齢社会となった日本では、年金を受け取ったり介護を受けたりする人が増え、社会保障にかかる費用が毎年1兆円規模でふくらみ続けています。
その不足分を補うための増税です。
社会保障費としては高齢化対策以外にも、保育所に入れない待機児童を減らすなどの少子化対策も必要です。
消費税増税は8兆円が見込まれています。
国民に大きな負担がかかる増税ですので、どの世代の人にとっても福祉が充実するようにしてもらいたいですね。
(西条教室F)