気になるニュース163回「地球の悲鳴」

【問】

日本の国内輸送において、旅客・貨物ともに60%を超える輸送手段は何ですか。

【答】

自動車

2月の第2週と第3週の週末、関東と東北地方は大雪に見舞われました。
特に第3週、東京都心では45年ぶりに27cmの積雪になるなど記録的な大雪で交通機関が麻痺し、通勤、通学、旅行などさまざまな人々の足に大きな影響を与えました。

山梨県や宮城県では、積雪で道路が通行できなくなり、孤立する集落もありました。国道や高速道路でも車が立ち往生し、人の移動だけでなく、物流も完全にストップし、週があけても食品や日用品が届かない地域が出るなど、影響は日本全国に広がりました。

今回の大雪の原因は、「南岸低気圧」が原因で、南海上の湿った空気が低気圧に流れ込み、上空の強い寒気に冷やされて大雪となったとのこと。
南海上の海水温が非常に高いことが原因といわれていますが、ゲリラ豪雨、竜巻、そして大雪。これらは地球温暖化がすすんでいることと無関係ではないようです。

世界各地で起こっている異常気象にきちんと目を向け、私たちが今後もこの地球で生きていくためにしなければならないことを、真剣に考える必要があります。

(皆実教室M)