早いもので五日市での読書交歓会も4回目になりました。
五日市の場合、常に男の子の参加が多いです。
今回も5年生男子が2人と、4年生男子が3人でした。
今回集まった本は、「三国志」「宇宙戦争」「深海生物ファイル」「ぼくは『しんかい6500』のパイロット」「風の中のマリア」の5冊でした。
読書交歓会の目的としては、読書好きな子にさらに色々なジャンルの本に触れてほしいという考えと、なかなか本を読まない子に読書を始めるきっかけにしてほしいという考えがあるのですが……
五日市の場合は、見事に前者に沿った子どもたちが集まっている形ですね。
次回の開催は、「読書よくする班」と、「読書あまりしない班」に分けてみてもよいのかもしれません。
また、何度も子どもたちと交歓会をする中で、わかってきたことがあります。
本を読む力=相手に説明する力ではない、ということです。
自分の頭の中では順序だっているのだと思いますが、相手が自分の本の内容を知っている前提で話している形になってしまうわけです。
最初の5ページの内容から、突然クライマックスに話が飛んでいたり、その話にしか出てこない専門用語が出てきたり。
4年生や5年生の現時点で、その力がないのは当然ですが、せっかくの交歓会ですから、こういった部分も伸ばしていきたいですね。
反対に、それを聞く側の子どもたちにもしっかりと聞いてもらって、疑問に思ったことを質問として出してほしいなあ、と思ったりもします。
特に男子の場合は修道のCTなどでも聞く力は問われるわけですし、相手の話から意図をくみとって、質問によって穴を埋めていくというのはコミュニケーション力としても大切です。
五日市の参加者はもともと読書好きな子どもたちが多いので、それ以外の部分でも実があるイベントにしていきたいですね。
(五日市教室T)