玄関にナナフシがいた。
近所では久々に見かけます。エダナナフシかな。
ナナフシ(七節)といっても、昆虫ですから頭・胸・腹の三節に分かれています。「七」は「七転八起」の七で、「たくさん」の意だろうと言われているそうです。
枝に擬態しているわけですね。たしかに足まで入れるとたくさん節があります。
歩いてきたんだろうなあ、うちの玄関まで。
擬態でよく知られているコノハムシもこの仲間です。
葉っぱに擬態しているのですが、ごていねいにも葉の端っこの枯れている感じまで出しています。
ランの花に擬態したハナカマキリを最初に映像で見たときは驚倒しました。
進化の結果ではなく、神のみわざと思ってしまう。
うちの庭にも鳥の糞に擬態した軍団が多数います(笑)。今年は何頭羽化させられるか挑戦中です。
チョウの羽化は神秘的です。
あの繊細な翅と体がよく折れたりくずれたりせずに出てくるもんです。
じっと見つめてしまう。「生まれる」という感じ。
これも人間の手ではなし得ないことですね。
時々自分の体を確かめるように羽ばたいたりストローのような口を伸ばしたり縮めたりしながら時を過ごします。
生命って、どんな生命でも尊敬に値するのです。人間では再現できません。
どんなものからでも世界を感じる力を、子どもたちに持ってほしいと思います。
ゴーヤがぼちぼちなっています。
実はゴーヤーチャンプルーが大好きで、毎日でも食べていたい。
「スパム」と一緒に炒めることが多いのですが、ツナ缶でもOKです。
ここだけの秘密ですが、沖縄そばのだしで味をまとめると、とっても美味しいものになるのであります。(初公開。笑)
(五日市教室A)