入試が目前に近づいてきました。
きっと緊張しているのではないかと思いますが、それはごくあたりまえのことであり、また力がみなぎってきた証拠でもあります。
まずは緊張した自分を認めてあげましょう。
そして、自分の力を100%発揮できるよう自己をコントロールする、もっといえばいつもはかくれている自分と対話する絶好のチャンスであるととらえ、積極的な気持ちで臨みたいものです。
君たちはそれだけの訓練を充分積んできたのですから。
さて、入試当日の注意点をおさらいしておきましょう。
■会場に向かうまで
しっかり朝食をとってください。(たくさん食べろというわけではありませんよ)
「今日は何だか調子がよさそうだ」「うまくいきそうだ」と自分に言いきかせること。
そして「よし、油断せずにやるぞ」と静かに決意する。
そういった時間を道中とるとよいでしょう。
■入試の会場で
アイルの先生を見つけたら、「頑張ってきます!」と元気に宣言して、教室に入っていってください。
言葉に出すことで、自分を鼓舞し、気持ちをひきしめることができます。
全力で、ぶつかっていこう。
私たちも、しっかり激励します。
■入試本番
まずはテストの注意事項を確かめましょう。
少々の緊張は「さあ、やるぞ!」というモードになっている証拠。
時間配分、問題の選択など落ち着いて取り組んでください。
最後の5秒までねばり強く考えること。
■休憩時間
休憩時間の友達との答え合わせはやめましょう。
自分の解答に確信が持てているものさえ友達と解答がくいちがうと不安になってきたりするものです。
そういう話題は努めて無視しましょうね。
それより、次の教科に気持ちを向けることの方が大切です。
■気持ちの切りかえ
前の教科が思うようにできなかったとしても、その気持ちは引きずらないように。
入試の難易度などによって感じ方はいくらでも変わるものです。
それより残りの教科にしっかり取り組もう。
結果は合計で決まるのですから。
まだ他の学校の受験が続く場合も同じです。
うまく気持ちを切りかえて臨んでください。
君たちの健闘を祈ります。