今日は思いっきり入試を意識してみよう。
「緊張」して質問に答えてね。
女学院中(2000年度)に出題された問題をいくよ?(さあ、思いっきり力んで 笑)
【問】 「界」の部首はどこですか。部首の部分だけをぬき出しなさい。
「ええ! 『界』の部首なんか習ってないよ」なんて悲鳴が、ここまで聞こえてきたよ(笑)
さあ、緊張を解いて!
(思いっきり力んだ状態から力をふっと抜いてみる……リラックスするためのテクニックです。でも心まで緩めたらダメ!)
正解から言うとね、部首は「田」なんだ。
「田」なんて部首は習ってないよな? だって教えてないもん(笑)
女学院も、「田」という部首の知識を求めてるわけじゃないんだよ。
ここまで言えばもう分かるかな。
「過去問だよ」と緊張をあおったせいで君たちが見落としていたもの、それがそろそろ見えてきたんじゃないかなあ。
そう、これはね、「部首」の問題ではなく、「漢字の成り立ち」の問題なんだ。
「界」という漢字を分解してごらん。
「界」=「田」+「介」
「界」と「介」は、「カイ」という読みを共有しているでしょ。
つまり、「界」は「介」(カイ)を音符とする形成文字ということ。
形声文字っていうのは、形(意味→部首)と声(音符)から成り立つわけだから、そう考えると、「界」の部首は「田」以外のなにものでもないわけだ。
「界」=「田」(部首)+「介」(音)
だね。
まあ、実際のとこ、受験生はとまどったと思うよ。
でもね、こういう場面に直面した時もっとも大切なことは、「全然知らないことが入試で問われるわけないじゃないか」という自信なんだ。
その自信があれば、「なにか別の考え方があるはず」というプラスの発想につながる。
いいかい? (受験生の)君たちはこれまで一生懸命勉強してきた。
それはすごいことなんだ。
そこを信じなくてどうする?
そして、本当に分からなければ(←実際にはこういう場面も出てくる)、「他の人にも分かるわけないだろう、さあ、次の問題にいこう!」と開き直る。
「自信」と「開き直り」、これが最も大切な今日のテーマね(あれ? 笑)。
(己斐教室S)
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