【講師のらくがきノート】私の受験話…

北野天満宮.jpg広島の中学受験生のみなさん、いよいよ山場を迎えますね。
この時期になると、私も自分が受験したときのことや、これまでの教え子たちの受験のことを思い出します。
今日はそんなこんなで、私の受験話を…


私はとてもあがり症です(今でも…(∀`*ゞ)
で、そんな私が受験の際にどうしていたか参考までに…。
受験会場に行くまでは緊張していようがしていなかろうが関係はないので、会場に入ってからですが…
①誰でもいいので(できれば知らない人)をピックアップ!
②何でもいいので敵愾心(てきがいしん)を燃やす(つまり勝手にライバルにする)
③受験に関して何も考えないよう、その「誰か」に負けないと強く思う

です。
このように書くときれいに見えますが…その実、私は②の敵愾心を~のところで、心の中でその人物のいやな所を探し、腹を立て、絶対に負けたくないっって気持ちを強く持って、問題を解く直前まで「怒り」エネルギーをためて問題を解きはじめたら一気に問題にその気持ちをぶつけるようなことをしていました(あくまで心の中で…ですから誰にも迷惑はかけてませんよ!!)。この技?は中学受験でも大学受験でも使いました。きれいな方法ではないかもしれませんが、これは冷静に見るとある意味「受験という戦い」に「戦う意識」をもって臨むという意味にもとれるのでは?と我ながら正しかったと思っています。参考にでもなれば…ただ、決してその場で喧嘩(けんか)にはしないで下さいね。あくまで「心の中で」ですよ!
さて、他に受験の思い出といえば「神がいた」ということでしょうか?
大学受験では、センター試験でB判定が出ていたため、安心しきっていたのでしょう、だれて前期試験に落ちてしまいました。10数年たった今でも思い出されるのは、試験問題を見たときに「何じゃこりゃ?見たことない問題がたくさん…」と焦ったことです。そりゃそうです。試験5日前にインフルエンザにかかるわ、それまでもはっきり言ってあまり集中して勉強できていなかったわで、とてもじゃないですがたくさん問題を解いたとはいえない状況だったのです。そんな状態ですから、試験問題が「見たことない」と思うのも、今振り返ればごくごく当たり前のことだったといえます。つまり「神」はいなかったのです。
前期試験が終わり、結果が出てから後期試験まで1週間ほどありました。後期試験はたった1つ「小論文」。しかし、小論文対策の勉強などそれまでしたこともなく、0からのスタートでした。が、それまでの私とちがい、「何としても受かってやる」という気持ちが十二分にあったことが良かったのでしょう、1週間で7冊の本を読み(題目として扱われるのが食料問題もしくは環境問題というのがわかっていたのでその関係の本)一日おきに本のどこかの章についての題で小論文を書き、学校の先生に添削してもらいと充実した一週間を過ごしました。とこれだけだと「神がいた」という話にはなりません。当日、受験会場までの電車の中で、最後の一冊「持続可能な農業」についての本を読んで行きました。私は本を読むのは早いほうなので、いい気の電車の中で三分の二は読み切っていました。ここからが「神がいた」です。さていよいよ問題用紙が配られ、「はじめ」の合図とともに問題用紙を開いた私の目に入ってきた題は…「持続可能な農業」に関するものでした。おかげで時間いっぱい使って思いつく限りのことを書き、前期試験とうってかわって充実した試験時間を過ごしました。結果は…合格でした。別にこの話は自慢しようとかそういうものではありません。私が言いたいのは、
「最後まであきらめず、強い気持ちを持って、
できる限りのことをしていこう。
そうすれば何か幸運なこともやってくるはずだ!」

ということです。受験では、当然何があるかわかりません。合格して当然という力を持っていながら残念ながら落ちてしまう場合もあれば、合格するのはとても難しいという状態で合格する場合もあります。これを科学的に説明しろと言われてもわかりません。ただ、一個人として言えることは、「努力をすれば報われることがあるのだ!努力をしなければ報われることは決してないのだ!」と。
受験生の皆さん、最後まであきらめないでやっていきましょう!
たとえそれが悪あがきだと言われたとしても!
(己斐教室N)
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