畑のありんこ(748)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

プランタと、空きスペースにずらしてまいたコマツナが発芽しましたので、間引きました。
薬を使わないので、毎年カブラハバチの幼虫がよくついています。やはり虫にもおいしいんでしょうかねえ。
この黒い幼虫、さわったり葉がゆれたりすると、体を丸めて落下します。
下の方に落ちてしまえば、鳥などにも食べられにくいし、身を守りやすいとわかっているのですね。

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いきものばんざい(123)

カテゴリー: ■いきものばんざい

カメノテ【けっこうおいしいのです ~カメノテ~】節足動物門蔓脚下綱
 ほんとに見た目は「亀の手」です。これでも、広く言えばエビやカニの仲間(甲殻類)ということになります。(ちなみにミジンコも甲殻類。)海岸の岩にくっついて暮らしています。波によって運ばれてくるえさを蔓脚とよばれる器官をのばしてつかまえて食べています。この殻を割って、身をゆでて食べてみるとびっくり! エビのようなカニのような味で、とてもおいしいのです。高知県や愛媛県では普通に食べられています。大きいものは6~7cm近くにもなりますから、海岸で探してみてください。昔高知県の桂浜にいったとき、坂本竜馬像そっちのけでカメノテを集めてホテルでゆでて食べたことを思い出します。