【ひっつきもっつき ~オナモミ~】キク目キク科
画像の左上が雄花で、カギ状のとげとげがあるのが雌花です。このとげは動物に付着して遠くまで運んでもらうためのものですが、広島では「ひっつきもっつき」と呼ぶ人が多いんじゃないですかねえ。広い地域で「ひっつきむし」「くっつきむし」「ばか」「どろぼう」などと呼ばれ、昔から人々に親しまれてきた植物であることがわかります。同じように細かいカギでくっつくものにはヌスビトハギ、粘液でくっつくものにはメナモミがあります。さまざまな方法を編み出したもんですね。 ちなみにオナモミは開花のための生物時計が正確で、暗い時間が8時間30分あるとつぼみをつけますが、8時間15分ではつぼみをつけないことがわかっています。
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カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこブロッコリーのいくつかが食べごろになってきました。
蕾は人間に、葉はウサギに(笑)。
冬の畑を見てみると、タマネギをのぞき、ハクサイ、キャベツ、アブラナ、ダイコン、ブロッコリー、コマツナとみごとにアブラナ科ばかりです。
アブラナ科の多くは、自分以外の花粉とだけ交配し、自分同士で交配しないためのしくみを持っています。
このしくみを「自家不和合性」といいます。
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