【美しい繭 ~ヤママユ~】チョウ目ヤママユガ科
夏に野山を歩いていると、美しい明るい緑色のまゆを見つけることがあります。これはヤママユやウスタビガのまゆです。昔の人もそりゃ目をとめただろうな、と思うぐらいの鮮やかさです。いわゆるカイコの糸(生糸)よりも強い糸がとれるんだそうですが、イタリアの衣服メーカーにも「ヤママユ」が語源のブランドがあるそうですよ。一つのまゆから600m以上の糸が取れるんだそうです。いつか糸を紡いでみたいと思ってまゆを見つけたときには集めてますが、成虫が抜けて穴は開いているし、糸は細いし、数は少ないし、まだまだだな…