知る人ぞ知る、雑草のような小さなランで、芝生や草地でよく見かけます。茎のまわりにピンク色の小さいかわいい花がらせん階段のようにつきます。おどろくべきことに、一つの花に数千個から数万個の種を作るといわれています。ただ、種がとても小さいので、栄養をたくわえる「胚乳」がありません。このため、自力での発芽が難しく、ネジバナに共生している菌から栄養をもらって発芽しています。花がかわいいので育てたいという人も多いのですが、ランというと栽培が難しい印象がありますね。このネジバナもなかなか人工的には発芽しないことで知られています。
日別アーカイブ: 2019年10月15日
畑のありんこ(603)
カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ台風19号の残した爪痕を目のあたりにして息をのみました。
私たちの日常はもろいものだと。
あたりまえに過ぎていく日々に感謝しないといけないと再認識しました。
地震、火山の噴火、台風、川の氾濫など、天災には抗しきれない。
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