クワがものすごい勢いで熟れ始めて、収穫が間に合わなくなってきました。
熟れるとヒヨドリにつつかれて地上に散らばったりして、地面が紫色になってしまいます。
指を紫色にしながら頑張ってとっています。
クワといえば蚕。
以前は日本にも多くの養蚕農家がありましたが、今は全国で300戸前後。
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クワがものすごい勢いで熟れ始めて、収穫が間に合わなくなってきました。
熟れるとヒヨドリにつつかれて地上に散らばったりして、地面が紫色になってしまいます。
指を紫色にしながら頑張ってとっています。
クワといえば蚕。
以前は日本にも多くの養蚕農家がありましたが、今は全国で300戸前後。
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ブラックベリーやラズベリーの花が咲き始めました。
あまり手間もかからずに収穫が楽しめる果実です。
ラズベリーは生食でいけますが、ブラックベリーは酸味が強いものもあり、ジャムなどに加工されることが多いようです。
いずれにしても熟してから収穫するので、傷みやすく、スーパーなどには出回りません。
赤や黒の宝石をちょっとつまんで食べる、といった風情の贅沢が楽しめます。
熟れたら赤くなるのは食べられる合図で、鳥は敏感にそれを察知します。
ブラックベリーやクワは黒いですが、同じ効果があるのでしょう。
私たちは赤色が認識できますが、実はほとんどの哺乳類は赤色がわかりません。
緑と青の2色型色覚しか持っていないからです。これは哺乳類の先祖が夜行性で、視覚よりも嗅覚や触覚などに大きく依存していたためではないかと考えられています。
私たちの先祖であるサルの仲間は、赤色色覚を取り戻したことになるのですが、これは森の中の樹上生活で木の実を食べるには、緑色の葉と、熟した果実を区別する必要があったためだといわれています。
昨日あいにくの雨の中、知人とバーベキューをしたのですが、牛タンの塩釜をしました。
いい仕上がりで、とてもやわらかくておいしかったのですが、このいい感じの赤色も、肉食動物にはわからないのか…と思いました(笑)。
(五日市教室A)
池の底から茎をのばして、水面に葉を浮かべるところがハスによく似ていますが、進化の系統が異なることがわかってきました。スイレンの葉にはハスの葉のように水をはじくはたらき(ロータス効果といいます。葉の上で水玉がころころ転がります)はなく、レンコンもできません(笑)。普通の植物では、光合成や呼吸、蒸散で使う気孔は葉の裏側に多いのですが、スイレンは葉が水に浮かんでいるため、気孔が表側にある、という変わり者でもあります。また、茎が葉を支えなくてもよいので、成長や開花にエネルギーを回せると考えられています。ハスの方は…葉が水面から飛び出しています。雰囲気は似ているけれどもよく見ると違う。よく観察すると生き物のいろいろな生存戦略が見えてきます。
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