【陸封型 ~アマゴ~】サケ目サケ科
アマゴは体にある赤い斑点がチャーミングな魚です。
サケ科の魚が川をさかのぼって産卵をすることはよく知られています。その中で、地形の変化などで海に下れなくなり、陸水だけで生活をするようになったものを「陸封型」といいます。渓流魚であるアマゴやヤマメがその代表で、海に下るもの(降海型)はそれぞれ「サツキマス」「サクラマス」といいます。つまりアマゴとサツキマスは同種ということ。塩水と淡水をゆききし、異なる塩分濃度に適応する必要がある魚は、えらに塩分の調整をする細胞を持っています。
※月刊アイル6月号分
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