それでもI will be…(257)

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正多面体というものをご存知でしょうか。
正三角形や正方形のように、辺の長さがすべて等しい面を組み合わせてできる立体の総称で、全部で5種類あります。どんなものがあるか、お分かりですか?

いちばん身近なものは…そう。さいころですね。立方体、またの名を正六面体といいます。
正四面体なんてものもあります。実はこれ、むか~し昔の牛乳パックがこのような形をしていたのをご存知でしょうか(テトラパックといいます)。私はぎりぎり記憶の片隅に残っています。今では配送の際に多くの数をきっちり積むことができないという理由でなくなってしまいました。(確かにこの形では難しそうですね)

他にはあと、正八面体・正十二面体・正二十面体があります。作った形はこちら。

正多面体

(ウィキペディアで「正多面体」と検索してみると、出来上がった立体がわかりやすく観察できます。)
正多面体の展開図もインターネットで検索してみることができます。さあダウンロードして作ってみよう!というのもいいのですが…。それでは少し味気なくありませんか?
おすすめは、展開図を参考にしながら画用紙や工作用紙に書き、分度器やものさしを使いながら自分で作ってみることです。画用紙や工作用紙は100円ショップにも売っていますので、ぜひやってみてください。(ちなみに、正三角形の1つの角度は60度。同じように正方形は90度、正五角形は108度です。)

 私が子どもの頃は、インターネットやコピーなど、身のまわりにありませんでしたから、いかに正確に作れるか、試行錯誤しながら奮闘したものです。この作業を経ることで、長さの感覚や、角度の開きの感覚を身につけることができると思っています。(私は夏休みの自由研究で持っていったこともあります。)

 算数の図形単元は、こうした活動を切り口として楽しく学んでいきたいですね。

(五日市教室H)