畑のありんこ(588)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

ラズベリージャムこの2週間くらいで思いのほか数がとれましたので、懸案のラズベリージャムが実現できました。
ただし、果実は90gくらい。小さな瓶1本と少しくらいです。
鍋に入れて熱を加え始めると、なんだか大切なものを一気に使ってしまう罪悪感のようなものが…(笑)。

量が少ないので、火にかける時間も短く、あっという間に完成。
瓶を煮沸消毒して、レモンを加えたジャムを入れ、密閉。おしまい。
鍋の底に残ったジャムは、もったいないのでパンでこすりとって食べました。

数日してから食べましたけど、期待を裏切らない味でした。おいしいなあ…
生まれて初めてブルーベリーのジャムを食べたときも衝撃的においしかったのですが、今度のは自家製でもあり、しみじみとおいしいです。
これで自分の中で長らく不動の1位であったマーマレードの首位の座がゆらぎ始めました。

次は鉢と庭で野良生えしているブラックベリーのジャムだあ!! と意気軒昂な食品加工部(つまり私たちですが)でした。

(五日市教室A)

畑のありんこ(587)

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ラズベリー子どものころ、海外の文学作品を読んでいて、食べたことも見たこともない食品に出会うことがありました。「オートミール」とか、「プディング」とか。
「ラズベリーのジャム」とかどんな味なんだろうなあ、と思いながら読んでました。

ラズベリーは甘酸っぱい独特の味がします。
ジャムを作るにはある程度の量がいりますが、鉢植えなので、木もそれほど大きくはならず、取れる量もしれています。
昨年から少しずつ取りためて冷凍していたのですが、冷蔵庫がぶっ壊れて、ためといた分はパー。
また出直し戦です。
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畑のありんこ(586)

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ウメウメ酒をつけるためにおおむね収穫しました。
ウメ種は江戸時代の本に作り方がのっているといいますから、結構前から作られていたようです。
以前はもっとたくさん作ってましたが、今は少しだけ作って楽しむことにしています。
きっと漬けるウメの品種によって味も違うと思うのですが、これはいろいろ作って飲み比べてみないとわからないですね。

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畑のありんこ(585)

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トウモロコシ雄花トウモロコシが先週末から咲き始めました。
雄花が先に頂部に咲き、雌花がそのあと、下につきます。
雌花の先から出ている、いわゆる「ひげ」がめしべで、ここに花粉がつくと受粉することになります。
実がぎっしりとつまっているということは、ひげの一本一本がちゃんと受粉したということです。
まあ雄花からの花粉の量もかなりのものですが。

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畑のありんこ(584)

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ベリー類庭で野良生えしているイチゴが、あまり世話もしないのに、結構いい感じになってます。
大きい実もあれば、小さくてもとても甘い、娘のお弁当に入れるのにちょうどいいサイズのものもあって、重宝しているそうです(妻談)。
まあしかしイチゴほどスーパーを筆頭に品種が次々出て、熾烈な競争を感じさせる作物もあまりないんじゃないですかね。
西日本では「とよのか」「さがほのか」「あまおう」あたりが多いのですが、「紅ほっぺ」「ゆうべに」「紅い雫」などもかけるようになっています。
昨年は佐賀県から「いちごさん」という品種が発表されてました(確か)。

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畑のありんこ(582)

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ブルーベリーあっというまに緑が濃くなり、見ている分には生命力あふれるよい季節なのですが、その分いそがしくなります。
うちではブドウの葉の新梢の伸び方が作業のバロメーターになっており、あ、そろそろ誘引せんといけん、とか、害虫が出た、やっつけろ、という時期の到来を教えてくれます。
その意味ではブルーベリーのように害虫のほとんどつかない木はエライ。
受粉もマルハナバチやミツバチがやってくれるので、ありがたい。

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畑のありんこ(581)

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トウモロコシこの1週間で畑を耕して、苗を植えたり種をまいたりしました。
サルの襲撃を受け、収穫直前に全滅したトウモロコシのリベンジ戦やら、トマトの新しい品種の試植とか(こんなことばあるのかな)、苗をひさびさに見かけた沖縄の島トウガラシをいかにして他の苗から遠ざけて交雑を防ぐかとか、それなりにさまざまな経緯や事情があるのであります。

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畑のありんこ(580)

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ハンダマひさしぶりにハンダマの苗を見かけましたので、買いました。

香りが高くておいしいんですよ。
沖縄では「ハンダマ」と呼んでいますが、熊本県では「水前寺菜」、石川県では「金時草」と呼ばれる、ローカルな野菜です。
式部草とかすみれ菜などとも呼ばれるそうです。上品な名前ですね。
観葉植物が好きな人は、「ギヌラ」の仲間、と言うと、ああ、葉の形や配色が同じだね、と言ってくださると思います。

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