それでもI will be…(273)

カテゴリー: そのほか

「自信を持つ」というのは難しいものです。
自信過剰になって足元をすくわれても困りますし、逆に自信がなくて、たとえばテストで手が完全に止まってしまうのも問題です。
最近、自信を持てないケースについて考える機会がありました。
6年生の国語の授業をしていて、自由記述の問題が増えてくると、急に解答欄が真っ白な生徒が多くなるんです。
もちろん、問題が難しくなっていることもあるでしょう。
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それでもI will be…(272)

カテゴリー: そのほか

■何たって理科 その4

『台所の科学』といえば、みなさんはお菓子作りをしますか?
昔のお菓子というと「べっこう飴」とか「カルメ焼き」「おかき」「ポン菓子」「金平糖」など、お米に卵、醤油や砂糖、塩を使ったものばかりでした。
そして、これらのお菓子は台所でも作ることができるのです。

中学校の理科の教科書には「カルメ焼き」が紹介されています。
「カルメ焼き」には炭酸水素ナトリウム(重曹)を使います。
炭酸水素ナトリウムは加熱をすると化学変化を起こして二酸化炭素を出しながら分解します。

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それでもI will be…(271)

カテゴリー: そのほか

■何たって理科 その3

家庭の台所にも理科の勉強材料が山のように転がっています。
たとえば、理科の学習の中に「水のふっとう」があります。
皆さんはお湯が沸く様子をじっくり見た(観察した)ことがありますか? 
温度が高くなってくると音を伴って小さな泡が見られるようになります。
その後、なべ底からゴボゴボと大きな泡が立ちお湯が沸きあがってきます。
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それでもI will be…(270)

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国語特集・【読解問題線引き編④】

4週目となりましたが、今回でいよいよ線引き特集も最終回となります。
今回は、説明文の問題を解くためにチェックしておきたい線引きです。

まずチェックするのは、「理由」を示す「~から」「~ため」「~ので」の部分です。
設問でも多く出題されるパターンの1つに「傍線部のような行動をとった理由をあらわす一文を答えなさい」というものがあります。
こういった時に、理由の部分に線を引けていれば、答えるのは容易です。
また、そこが直接的に答えにはなっていなくとも、筆者の話の流れをとらえるためには重要なポイントです。
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それでもI will be…(269)

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国語特集・【読解問題線引き編③】

今回はどちらかというと苦手意識を持つ生徒が多い、説明文についての線引きポイントを取り上げてみましょう。
説明文でまず大切なのは、その文章の「話題(テーマ)」を見つけることです。
そのためのポイントは、何度も出てきたり、「 」で囲まれていたりする「キーワード」を見つけることと、「~だろうか」「~ではなかろうか」のような筆者の「問いかけ」をおさえておくこと。
読者に対して話しかけてくるもの、その存在を印象付けようとする言葉はチェックしておくべきです。
特に、最初の方にあるものは話題であることが多く、きちんと見つけておきたいところです。

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それでもI will be…(268)

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国語特集・【読解問題線引き編②】

今回紹介するのは、登場人物の気持ちのとらえ方です。
そのポイントとなるのは、「気持ち」「言動」「できごと」「天気」の4つです。

「気持ち」については簡単です。
「うれしかった」「かなしい」など、心情表現に線を引く作業なので、最初からできる生徒が多いです。
もちろん、実際の入試問題では、それがそのまま正解になることはあまりありません。
ただし、物語の流れの中でどういう風に気持ちが変化していくのを追うのは大切なことなので、もちろん重要なポイントの1つです。

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それでもI will be…(267)

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国語特集・【読解問題線引き編①】

国語で苦戦する生徒の多くが、読解問題で点数がとれないと言います。
また、それほど苦手でない生徒であっても、点数の浮き沈みがかなり激しい分野であることには変わりありません。
そんな対策の一つとして、本文への「線引き」があります。
ただし、一口に線引きといっても、これこそが完全な正解、というものがあるわけではありません。
今回から数回にわたってお伝えしていくのはあくまでもその一例であり、慣れてくればそれぞれで新たな項目を追加したり、逆に削ったりしてもよいものです。
ここでは本格的に読解問題に取り組み始める4年生の授業で、私が1年かけて教えていく基本的ものを紹介しようと思います。

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それでもI will be…(266)

カテゴリー: そのほか

文系講師として生徒たちと接していて常々思うのが、言葉を伝える難しさです。
特に年々難しくなっていくのが、言葉の意味を知らない相手に、いかにして授業の限られた時間内にその意味を教え、覚えさせてあげられるか、ということです。

たとえば、社会の中で5年生の1Termで扱う農業の内容で「近郊農業」「抑制栽培」「促成栽培」という言葉があります。
それぞれの意味は以下のようになります。

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それでもI will be…(265)

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(何たって理科 その2)

前回のこのコーナーでは、『過冷却』についてお話しました。
「過」と「過」つながりで、今回は『過飽和』についてのお話です。
このことを考えると、いろいろな世界に「行き過ぎ」というのがあるようです。
水に固体を溶かすとき、溶かすものによって溶ける限度量が決まっています(これを溶解度といいます)。
この溶解度は、水の温度によっても変わります。溶解度いっぱいいっぱいまで溶けていて「もうこれ以上溶けないぞ!」という状態を「飽和状態」といいます。
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それでもI will be…(264)

カテゴリー: そのほか

突然ですが、皆さんは努力することについてどう思いますか?
おそらく次の3つの答えのうち、どれかに当てはまるのではないでしょうか?

①素晴らしいものだ。
②するのは辛いけど、しておいた方がよいものだ。
③あまりしたくない。楽をしたい。

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