畑のありんこ(18)

ときじく.JPG非時香果(ときじくのかぐのこのみ)。
「日本書紀」によると、田道間守という人が、垂仁天皇の命令により不老長寿の霊果として中国から持ち帰ったもの。
これは橘であったといわれています。


普通食べているミカンは、もちろんこの橘ではなく「温州ミカン」です。
これは鹿児島県で発見され、日本独自種だと考えられています。
今年はミカンがたくさんなりました。70~80個くらい。
毎朝、1こもぎたてを食べることにしています。
ときじく2.JPG古代には、果物や木の実、穀物の加工品などは、みな「くゎし(菓子)」と呼ばれていました。
特に果物を「みずかし(水菓子)」と言いましたが、風情のある言葉です。
こういった美しい日本語、残していきたいな…と思います。
実際の授業の中では触れることができるのはほんの少し。
でも、言葉の豊かな世界を垣間見てほしいので、語源やこぼれ話など、チャンスがあれば話し続けていこうと思っています。
(五日市教室A)

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