畑のありんこ(76)

200901210952000.jpgタカナの名はすでに平安時代の『新撰字鏡』や『和名類聚抄』に見える。
ちょいと辛みのある野菜です。
博多ラーメンに入れたり、辛子高菜のチャーハンとかにも使われたりしてますね。
カラシナの変種なんだそうです。
古辞書を読むのは楽しい。


たとえば『和名類聚抄』は平安中期の編纂といわれる。930年代、ちょうど関東で平将門の乱が起きた頃だなあ。
百科事典的要素のあるもので、平安時代以前の名詞・音、そして風俗や社会を知ることのできる貴重な文献です。
大学のとき、結構お世話になりました。
で、この頃の言葉を、今の私たちも結構使っているというのは不思議な感じがします。
高菜は野沢菜、広島菜とともに三大菜漬にも数えられています。
それぞれちょっと個性があって、菜っ葉好きの私はどれも好きです。
長野に行ったときに食べた野沢菜、美味しかったなあ。
やっぱり地元で食べると、美味しい気がする(笑)。
以前鹿児島に行ったとき。
居酒屋で食べた地鶏の刺身が美味しかったのですが、ふいと寄ったスーパーにも何と売ってある。180円くらいだったかな?
で、買って食べてみたら、これがうまい。
むむむむむ…。
あまりの美味しさに上目づかいの半目になって(どんな目だ)、しばらく押し黙って味わったことがあります。
地産地消はその意味でも正しいのかな、と。
よしガンバってつくろ。
目指せ家産家消。
タカナ、どうやって食べようかな…。
(五日市教室A)
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