【問】
黄金のマスクで知られ、先日日本の調査団が隠し部屋の可能性があることを明らかにした古代エジプトの王様の名前はなんでしょうか?
【答】
ツタンカーメン
ツタンカーメンのマスクと言えば、ほんの1ヶ月ほど前に博物館の職員が行ったずさんな修理を、再修復するニュースがありましたが、今度はその墓からニュースが飛び込んできました。
ツタンカーメンの墓の奥に、その義母であるネフェルティティ妃の墓がある可能性があるというのです。
しかもその調査を行った国際調査団には日本人もふくまれているというので、二重の驚きです。
調査には地中をスキャンできる特殊なレーダーを使ったそうで、奥になにかしらの空洞があることは、ほぼ間違いないそうです。
「宇宙」や「深海」に神秘の世界が広がっているのはもちろんですが、人間がつくった建造物の内部にさえ、未解明の部分があるというのは、個人的にはロマンがあってる素敵だなぁと思います。
ところで、ツタンカーメンの墓=ピラミッドの1つと思っている方はいませんか?
実はピラミッドはツタンカーメンの時代よりも1000年近く前のもので、ツタンカーメンの墓は王家の谷と呼ばれる地域につくられた小規模なものでした。
その中でも、ツタンカーメンの墓は唯一盗掘などにもあっていなかったことで知られ、その有名さから、エジプト=ピラミッド=ツタンカーメンと誤解する人も多いそうです。
(五日市教室T)