【問】
先日、開業30周年を迎えた東京ディズニーリゾートは何県何市にありますか。
【答】
千葉県浦安市
1983年に東京ディズニーランドが開業してから今年で30周年。
2001年にはディズニーシーを開業。
2010年には来園者が5億人を越えたということですから、平均で日本人全員が4回ずつ行っているくらいになるわけですね。
浦安市の人口もこの30年で倍になったそうです。
TDR(東京ディズニーリゾート)に行くために引っ越してきた人もいるとか。
人口が増えたことによる税収の増加とTDRからの納税で、浦安市は財源が日本一豊かな都市になりました。
一方で、TDRの外ではキャラクターの使用は厳しく制限されています。
TDRは「夢と魔法の王国」という非日常の演出でお客を楽しませているわけですから、その価値を維持するためには、ミッキーが街中で簡単に目撃されてはならないのですね。
そういうかたちでの地域貢献は難しいものがある。
ゆるキャラ人気を受けて、全国あちこちで熊本県をPRをしている「くまモン」とは大きな違いがありますね。
が、成人式をTDRで行ったり、市内の中学校に従業員を派遣し、接客方法を話す出前授業を行ったりと、地域交流はさかんになりつつあります。
大震災直後のうらやす復興祭のパレードにはミッキーも姿を見せたそうです。
地域ぐるみの発展…というには不思議なイメージですが、いいなあ。
ちなみに、TDRのある「浦安市舞浜」の「舞浜」は、本家のあるフロリダ州のマイアミビーチにちなんで命名された地名です。
浦安市もディズニーワールドがあるフロリダ州のオーランドとは姉妹都市です。
これもティズニーが取り持つ縁なのかもしれませんね。
(五日市教室A)